山と自然の一瞬を追い続ける写真家
杉山一宏のプロフィール
1959年 静岡市に生まれ
1982年 千葉大学工学部画像工学科写真コース卒業
1982年 小西六写真工業(現:コニカミノルタ)入社
1988年 山岳写真の撮影を本格的に開始
1990年・2013年 労山カレンダー入選
2014年 個展「そこに光」開催
2014年 写真集「山に吹く風」出版

フォトマスター1級
元宮内庁嘱託カメラマン
杉山一宏という人
彼と出会って、初めて家を訪れて飾ってある写真を見たとき、私は、この人と結婚しようと心に決めた。
撮影者の存在すら疑うほどの無操作性。技巧をこらすことの不遜を排し、あるがままの自然を写し出している。人や組織を思うように動かそうとする人間に辟易としていた私は、この写真群に胸を打たれた。
面白味がない――と言う人もいるかもしれない。あるいはそうとも言える。だが、それでいいのだ。彼にとって、誰にどう言われるかは問題ではない。ただ自分が感動した美しさを残したくて、人々に伝えたくて、無垢な心でシャッターを切る。たとえ零下20度の極寒の中であろうと、刻々と変化する雲や空や森や山々を撮り続ける。その無心に、私は、癒され、救われる。
あるがままを撮るということの奥にある深さを私は考える。人間が誕生するよりずっと太古の昔から、脈々と営みをくり広げてきた地球が見せる一瞬一瞬を誠実に謙虚に切り取ること。それが杉山一宏の写真なのだ。
杉山成子
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